エックスサーバーがアクセス凍結された場合、一度アカウント内のドメイン全データを削除しなければなりません。
安全に削除する方法をわかりやすく解説していきます。
また凍結解除までの注意点も整理しました。
凍結時にエックスサーバーの全データを削除する理由とは?
エックスサーバーのアカウントが
アクセス凍結されてしまった場合、
エックスサーバー側からの指示どおり、
全データを一度削除してから、凍結解除申請を
しなければなりません。
なぜ全データを削除する必要があるのでしょうか?
理由は、どこに不正なファイルが含まれているかわかりませんし、
エックスサーバー側でもあなたのデータファイルを勝手に
削除することはできないからです。
そのため、あなた自身の手で、
バックアップした後、アカウント内の全データを
削除してくださいと指示がきているんですね。
エックスサーバーの全データファイルを削除する方法と手順
では早速、エックスサーバーの
サーバーアカウント内の全データを削除していきましょう。
バックアップが確実に取れていることを確認
重要なので繰り返しますが、
確認しましょう。
削除してしまった後に後悔しても
もう手遅れですから重々確認してください。
バックアップ手順はこちらの記事で解説しています。
エックスサーバーデータとMySQLのバックアップ方法と手順
エックスサーバーの「サーバーパネル」にログイン
では、例によって、
サーバーパネルにログインしましょう。
「ドメイン設定」をクリック

「ドメイン」配下の「ドメイン設定」をクリックします。
すると、ドメインの一覧が表示されます。
初期ドメイン以外のドメインの「削除」を全てクリック

ドメイン一覧の右横にある
「削除」をクリックしていきます。
「削除」をクリックすると、
このような画面になるので、確定をクリックして
ひとつずつ順番に削除していきましょう。
クリックするのは「初期化」の方ではないので注意。
初期ドメイン以外を削除すると、
次のような画面になります。
初期ドメインは「削除」がないので、
エックスサーバーにFTP接続して削除していきます。
FTPを起動・接続し初期ドメインを削除

FTPを起動したらエックスサーバーに接続します。
初期ドメイン等のフォルダがあるので、
それを全て選択して削除しましょう。
初期ドメインのフォルダ内が空のlogフォルダだけになれば全データ削除完了
すべて削除すると、下図のように
初期ドメインの空フォルダだけ残ります。

これでサーバーアカウント内の全データが削除完了しました。
全データ削除したらアクセス凍結解除申請をしよう
サーバーアカウント内がスッキリしたら
エックスサーバーにアクセス凍結の解除申請をしましょう。
申請しても、サーバーアカウント内に
一部でもデータが残っていると凍結解除されないので
確実に削除できているか確認してくださいね。
また、凍結解除メールが来る前に
再度ドメイン追加設定をしたり
データをアップロードしたりしても
同様に解除されません。
解除申請メールを送信したら
エックスサーバー側から回答が来るまで
しばらく待ちましょう。
僕の場合は当日中に解除の回答がきました。
遅くとも翌日には連絡が来るようです。
凍結解除されたら、再度ブログを構築していきます。
ドメイン追加やデータアップロードについては、
こちらの記事で詳しく解説しているので見てみてください^^